ベターなドライフードの選び方
ましなドライフードの選び方
タイトルに「ベターなドライフード」と書きましたが、本音は見出しに書いた「ましなドライフード」です。この場合の「ベター」は「ましな」と同義語のつもりです。
そもそも、ドライフードは、飼い主の利便性のために作られるようになったものでして、猫の健康維持ために作られたものではありません。ですので、「ましな」と言う表現で話を進めたいと思います。
ドライフードをどうしても給餌したいのなら、または、給餌せざるを得ないのなら、「一番ましなドライフードを選ぶ」と言うニュアンスにとらえていただきたいと思います。
ちなみに、猫まんまママが、最後にドライフードを購入したのは、2000年秋です。先先代の愛猫のためにでした。
2001年3月生まれで20歳で旅立った先代の親子5匹猫と、2022年1月生まれの現在の親子3匹猫には、ドライフードを与えたことがありません。
しかし、ドライフードを利用したい猫飼い主さんが多くいらっしゃるので、いたしかたなく、しぶしぶ、ましなドライフードとメーカーについての見解を書きます。
検索して、研究して、勉強して、ましなドライフードを3種類ほど選択し、それらを日替わりでローテーションして給餌すると良いかとは思います。
ましなドライフードの条件はたった3個。
条件1; 原材料の最初に、肉、と書いてあること。ミートミール(肉粉)ではなく、肉副産物でもなく、肉そのものが使われていること。具体的に、鶏肉、鹿肉、牛肉、などと表記してあること。
条件2; 穀類、芋類、豆類などが使われてなくて、糖質オフであること。
条件3; 肉をはじめ、原材料のすべてがヒューマングレードであること。
ましなドライフードの条件は、たった3個だけれども、このたった3個の条件を満たしているドライフードは、とても少ないニャン。
2024年9月現在、3条件を満たしているドライフードを作っているメーカーは、フィーラインナチュラルとジーウィピークの2社のみ。他にあったら、教えてニャー。
フィーラインナチュラルが一位に輝いた理由は、3個の条件を満たしている上に、使用されている肉が無投薬であることニャン。
1位は、フィーラインナチュラル
ニュージーランドのペットフードメーカーで、犬のフードはケーナインナチュラル。公式サイトは、こちら(外部サイトへ)。
2024年9月現在、市販ペットフードの中で最もましなドライフードを作っているメーカーだと推測します。猫や犬への食事は生肉がベストであると理解しているメーカーです。
最もまし? Σ( ̄∀ ̄: フィーラインナチュラルのスタッフに叱られてしまいそう。もし、フィーラインナチュラルの関係者のどなたかが、この記事を目にすることがありましたら、「ごめんなさい、フィーラインナチュラルさん」と先に謝罪させていただきますね。ウェットフードとグリーントライプは、愛用させていただいてます。
フィーラインナチュラルでは、ドライフードとは表現せず、フリーズドライと呼んでいます。フィーラインナチュラルのドライフードは、原材料の99%以上が自然食材で、栄養や風味を最大限に生かすため、加工加熱を最小限に抑えた特殊なフリーズドライ製法を採用しているからでしょうね。
フリーズドライ製法とは、水分を含んだ原材料を急速に凍結させ、減圧機の中で真空状態にし、水分を昇華させ、乾燥させる方法です。上記イラストの3番目の工程「水分を昇華」とは、固体から液体にせず、直接気体に変化させること、だそうです。つまり、氷を水にせず、直接水蒸気にさせること、ということですね。
純粋な肉食動物である猫にとっては不要な、穀類、イモ類、豆類などの、粘性の高いツナギや量増しとしての原材料を一切使用していません。ですので、一粒一粒が柔らかく、簡単にほぐせます。
フィーラインナチュラルのドライフードは、本来の生肉食の水分値に戻して給餌するのが、基本的な与え方。水を加えると短時間で戻ります。
フィーラインナチュラル
フリーズドライ
チキン&ラム 320グラム入り
本来肉食の猫の体に合わせ、肉類99%以上使用。
特殊なフリーズドライ製法により、素材の栄養素や風味はそのまま。
家畜、家禽の疫病ゼロの国、ニュージーランド産。
穀類、イモ類、豆類、一切不使用。
人工保存料、人工着色料、人工香料、一切不使用。
子猫からシニア猫まで、全年齢、全猫種対応。
食材はすべて人間食用を使用。
AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準をクリア。
原材料表の一番最初に記載されている食材が、最も含有率が高い食材です。ここに注目することが肝心!
このフードは、鶏肉、と書いてあります。続いて、子羊の内臓が続きます。しかも、無投薬の肉類! 素材が優秀ですね。生で、そのまま与えたい。原材料とその無投薬な素材を眺めているだけで、猫と一緒にニュージーランドに移住したくなってしまいました。
しかし、フィーラインナチュラルは、コスパがよろしくないです。320グラム入りで6,444円。体重4キロの猫の1日に必要量は32グラムですので、1日約645円。1ヶ月に、1匹あたり、約2万円かかる計算です。ひとりっこ猫なら、なんとかやりくりできるかもしれませんが。
手作り生肉フードだったら、購入する素材によってだけど、猫1匹1ヶ月あたりの原材料費は、フィーラインナチュラルのフリーズドライフードにかかる金額の半額の、約1万円にすることができるニャン!
お腹のケアにグリーントライプ
フィーラインナチュラル
グリーントライプ 57グラム入り
家畜の疫病ゼロの国、ニュージーランドで育つ、健康な放牧飼育の子羊の胃袋100%。
肉食動物にとって「必須の食材」と言われる「生のトライプ」を扱いやすくフリーズドライ加工。
熱に弱い酵素や善玉菌(乳酸菌・酪酸菌)などお腹のケアに特化した栄養がそのまま。
人工保存料・人工着色料・人工香料、一切不使用。
子猫からシニア猫まで、全年齢・全猫種対応。
これは優秀。1グラムを指で細かくほぐし、手作り生肉フードに混ぜて与えているニャン! 善玉菌サプリのつもり。
グリーントライプふりかけ、大好きニャン!
猫におやつは不要
ドライフードを最後に購入したのは2000年秋だと上記に豪語したけど、フィーラインナチュラルのフリーズドライを検証するため、お試しセットなるものを購入し、実際、匂いを嗅いだり、手で触ったり、ほぐしたり、水にふやかしたりと体験したニャン。体験してみた結果は、悪くない、という印象。猫には、手作り生肉フードに、ほぐしたものをトッピングして与えたニャン。
僕らは、6匹兄弟姉妹猫で、生後2週間の時、母猫と一緒に保護されたニャン。保護猫預かりさん夫妻の家で大事にされて、離乳後は、置き餌のドライフードとウェットフードを食べてたニャン。
3ヶ月齢の時、白虎姫猫と母猫と一緒に、猫まんまママの里子になって以来、初日からずっと、手作り生肉フードを食べてるニャン。出されたら一気食いで完食。1日2食、12時間おき。
栄養と生命エネルギーたっぷりの生肉フードを食べてるから、筋肉隆々で野生の猫みたいになっちゃった。飼い主が、ボー・ギャルソン(ハンサムボーイ)って呼んでくれるニャン!
うちは、猫も人も、おやつ習慣は無し。野生の猫は、おやつ、食べないニャン!
むろん、世間で大人気のチュー○なんて、論外ニャー。とろみを出すための増粘多糖類、味付けのためのアミノ酸等、色付けのための紅麹色素が入っているものなんか、生涯、猫に食べさせたくニャイ!
どうしても、猫におやつを食べさせたい時は、食塩不使用の煮干しを1匹、とか? それも与えたことないけど。
飼い主も、おやつは食べないニャン。どうしても、おやつが食べたい時は、おにぎりとか、しょうゆせんべい、がおすすめ。
手作り生肉フードは、糖質フリーだし、良質なタンパク質と脂質が十分に含まれているので、めったに空腹にならないニャン。
だから、早朝にギャーギャー泣いて、猫まんまママを起こしたりなんかしないニャン! 栄養が足りていると、心身が安定するニャー。
持ち前の毛皮は、毛艶ピカピカで、撫でるとベルベットのように柔らか。飼い主が、ベル・フィーユ(ビューティフルガール)って呼んでくれるニャン!
2位は、ジーウィピーク
ジーウィピークも、ニュージーランドのペットフードメーカーです。公式サイトは、こちら(外部サイトへ)です。
【工事中 続きは、しばらくお待ちください。】